top of page
apple_animated_64.gif

むくみ・おりもの・鼻炎

★3つはすべて水分代謝障害です

|むくみ

朝、顔がむくむ夕方以降は足がむくむ 

朝起きたらまぶたがぷっくり腫れている、顔全体が膨らんでいる 

指がパンパンにむくんで指輪が通らない など

★むくみの原因

水の動きが活性化しないからです。

水は重くて動きが悪いので貯留停滞しやすい性質です。

重い水の動きを活発にするには熱エネルギーが必要です。

熱で温めると湯気(水蒸気)に変化してフワフワと活発に動きます。

むくむ人は熱エネルギーが足りません。熱エネルギー不足体質を陽虚体質と言います。

この体質の人は冷え性でありむくみやすいです。

重い水は下へ落ちますので、足のむくみが多いです。

そして膝に水がたまる変形性膝関節症に注意が必要です。

むくむ人は陽虚で冷える+たまった水がさらに身体を冷やす悪循環になります。

<むくみを改善するには体を冷やさないことが大切です>

●外から冷やさない(服装に注意 首・お中・手足を覆う)

●中から冷やさない(冷たいもの、生ものを飲食しない)


★漢方アプローチ

①陽気補充して水が軽く動きやすくなるようにする。

②貯留停滞している水分を除去する

③陽気や水をしっかり循環させる

​などのアプローチを施します。

 

 

|おりもの

冷え体質(陽虚体質)の人はおりものが多くなります。

熱エネルギー不足の人は水分貯留があり動きの悪い水が身体下部に下りて

おりものになります。むくみの発生原因と同じです。 

(むくみの原因参照)

 

おりものの性状がサラサラと水状態なのが陽虚体質おりものの特徴です

ねっとり黄色っぽいおりものは子宮内部に湿熱(熱っぽい水湿)が貯留しています。

悪い水(痰湿水)が生理血を汚しますと生理血がネトネトして排出が悪くなります。

生理痛がひどくなり生理時に排出血が逆流して子宮内に古血が残存蓄積します。

これらが塊となり子宮内膜症・卵巣嚢腫・子宮筋腫ポリープが出来ます

 

生活上の注意点はむくみと同じです

他の注意点として・・・

●体内水を汚さない(ベタベタ高脂肪高糖質の飲食を控える)

体内循環している水が汚れると、おりものがねっとり黄色くなります

★漢方アプローチ

①子宮卵巣に残留した老廃物(痰湿水)を除去排除する対策を施します

子宮内膜症・卵巣嚢腫・筋腫ポリープが出来る前に綺麗にしましょう。

②子宮卵巣が老廃物(痰湿水)で汚れると不妊不育流産の原因となります

早めに清浄除去しておきましょう!

③子宮卵巣は女性だけの大切な臓器です

汚れの無い綺麗な状態に保つことが大切です。

 

|鼻炎

鼻炎体質の人は冷え陽虚体質です。

通年性の人はこちらの体質傾向が強いです。

 

​鼻がグスグスするクシャミが出る・鼻水が流れる・鼻づまり など

起床時~朝方午前中、そして夕方~夜間、寒暖差が大きい時などに

鼻炎症状が出やすいです。

熱エネルギー不足(陽虚体質)で、水を温めて気化させる(水蒸気にする)ことが

できません。ですから普段から水がたまりやすく冷えるとすぐに鼻炎症状が出ます。

寒所から温所に移動したときにも鼻炎症状が出ます。

鼻炎だけでなくぜんそく症状が出る人もいます。痰湿が気管に詰まると喘息になります。

小児喘息は典型的にこの症状です。

絶対に体を冷やさないよう注意!

持ってる陽気が弱いのでそれを温存すること!

●えり首回りを冷やさない

●冷たいものを飲食しない

ヨーグルトがアレルギーに良いなどの情報に惑わされないこと。

咽が冷える・鼻水が増える・痰が増える・胃腸が冷える・下痢になる 

ヨーグルトは鼻炎ぜんそくの人には良いことなしです。

★漢方アプローチ

①陽気を補充して水を気化させる。

②冷たい痰湿を温めて除去する。

③肺+胃腸+腎を温める

※鼻炎ぜんそくは肺が冷えていますが胃腸や腎の冷えがあります。

​ですから、肺脾(胃腸)腎の陽気パワーの強化がカギです。

 

むくみ.jpg
鼻炎.jpg
むくみ
おりもの
鼻炎
bottom of page